コラム

牛乳って飲んだら体に悪いかどうか調べてみました。

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牛乳はどれくらい飲んでも健康なのか?アレルギーなどはあるのか?
今回は、牛乳にはどんな栄養素が含まれているのか、どれくらいなら飲んでも大丈夫なのか?アレルギー成分は何が含まれているのか?調べてみました。

牛乳アレルギーの原因は?

牛乳アレルギーの原因は、カゼインに多くあると言われています。カゼインは熱に強く加熱してもほとんど変化せずに、アレルギー症状の起こしやすさはあまり変わらないといわれています。
これは、ヨーグルトやチーズなどの加工食品にしても同じように注意が必要とのことです。
ただし、牛肉は牛乳と違い、アレルゲンとなるものが異なるので、基本的に一緒に考える必要はありません。

ほかに牛乳とは関係がない「○○乳」「乳○○」があります。

「乳化剤」「乳酸菌」「乳酸カルシウム」は、牛乳が入った原材料と誤解されやすいのですが、牛乳とは全く関係がありません。
一方、「全粉乳」「脱脂粉乳」「練乳」「乳酸菌飲料」「はっ酵乳」などの加工食品には、牛乳がふくまれています。
牛乳は、加工食品のアレルギー表示が義務付けられています。しかし、「乳」がついているかどうかでは、食べられるのか判断できません。
特定原材料としてアレルギー表示が牛乳は義務づけられています。食べられるかどうか見分けるには、名称ではなく、表示をしっかり確認することも重要です。

牛乳を飲みすぎると、体に悪いのか?

牛乳を飲みすぎると体に悪いのでしょうか。どんな食品にあると思いますが、牛乳も飲み過ぎはいけないと言われています。
ある医学誌には、牛乳を1日3杯以上飲むと、死亡率と骨折発生率が上昇するという論文が掲載されました。
どちらにしても、牛乳は飲み過ぎは禁物です。
かと言って、どれくらいの量を飲めば、効果を得られると言われているのでしょうか。

適度に飲みたい牛乳

牛乳は体によい栄養素が含まれていますが、1日コップ一杯程度(200ml)に抑えておくのが良い効果を得られる秘訣です。
朝にコップ一杯程度飲めば、1日に飲みたい量はクリアです。
ヨーグルトやチーズも乳製品なので、牛乳をしっかり飲むなら、ヨーグルトなどの量は抑える必要があると思われます。
しかし一方、ヨーグルトなどの醗酵乳製品の大量摂取は、女性の死亡率と骨折発生率の低下に貢献したと言われています。
何事も過剰摂取は禁物ですね。

生乳、普通牛乳、加工乳があります

牛乳の種類は、大きく分けて、生乳、普通牛乳、加工乳、乳飲料の4つのタイプに分かれてます。
生乳は、しぼったままの牛の乳そのままです。
(普通)牛乳は、生乳を加熱殺菌したものです。牛乳は、水や添加物を混ぜることは禁じられています。
加工乳は、脱脂粉乳やバターを使用して、成分を調整したものです。低脂肪乳や濃厚ミルクといったものがこれに当たります。
乳飲料は、乳製品を原材料としたものです。栄養強化や飲みやすさのために、牛乳由来以外の成分を使っています。

牛乳に含まれる栄養素は?

牛乳コップ1杯に含まれるカロリー、栄養素はどれくらいなのか?
200mlの牛乳を飲むと、カロリーは134kcalとなります。
糖質は、4.8gです。
無調整の豆乳のカロリーは、200mlあたり、92kcalとなり、糖質5.8gとなります。
カロリーと糖質だけ比べると、豆乳のほうがヘルシーです。
カロリーは、下のURLより引用しています。

牛乳の賞味期限が過ぎても飲めるか?

賞味期限とは、味が美味しいことが保証された期間のことです。この期間は、飲んでも体に害が及ぶものではありません。
冷蔵庫に入れて未開封であれば、多少過ぎても体に害を及ぼすものではないと言われています。(飲むときは自己責任で^^;)
牛乳は、賞味期限も長いものが増えています。

開封した牛乳の保存期間は?

開封した牛乳はどれくらいの期間まで飲めるでしょうか? これには保存している状況で変わりますが、だいたい2〜3日と言われています。
ですが、なるべく早く飲みきりましょう。
また開封した牛乳で、2〜3日以上経過した場合、見た目や臭いに以上がなければ、飲む人も多いと思います。
それ以上経過した場合は、一旦加熱して飲むのはいかがでしょうか。もしくは、スープや料理などに使うのも良いかと。

牛乳を飲むと太るのか?

牛乳を飲みすぎると、太ってしまう。そんな話をよく聞きます。
はたして飲みすぎると、太ってしまうのでしょうか。
牛乳もほかの飲み物や食べ物と同じく、カロリーがありますので、そういった意味では、ほかの食品と同じく、飲みすぎると太ってしまいます。
ちなみにカロリーは、200mlあたり134kcalです。
しかし、牛乳を飲むと体脂肪率が低いというデータもあります。また牛乳にはカルシウム、良質なたんぱく質、脂肪、糖質、多くのビタミンB2、ビタミンAなどがバランス良く含まれています。
牛乳は、ダイエット中でも、バランスのよい栄養素をとるのみ、役立つ飲みものと言えます。

まとめ

今回は、牛乳を飲みすぎると体に悪いのか?アレルギー成分は何か、カロリーや保存期間について調べてみました。
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